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熊野古道 その6
南部〜滝尻(前編)




使用マップ(和歌山県観光連盟)

南部〜紀伊田辺   紀伊田辺〜稲葉根王子   稲葉根王子〜滝尻王子


この日は紀伊田辺駅前に
車を止め、電車で南部に
来ました。
南部駅を6時半頃出発。












駅から10分程歩くと
左手に鹿島神社があります。

元々鹿島神社は海中の
島に鎮座しており、ここは
その遥拝所だったそうです。











本日の最初の王子は
芳養王子(はやおうじ)。

ただまだまだ距離は
あります。











この日も田辺までは
基本的に海岸線に沿って
歩いていきます。

いい天気だ。












ん?

なんだこれ?












弁慶さんでした。
ここから田辺市に
入ります。

弁慶の出生地については
いくつか説があるよう
ですが、田辺生まれと
いうのが有力なのだとか。








南部から1時間弱で
芳養王子に到着。

芳養大神社の境内に
ありました。










合気道の開祖、
植芝盛平翁生誕の地
だそうです。













歩きはじめて1時間半、
出立王子に着きました。

出立王子は田部王子とも
呼ばれていたそうで、
熊野への道はここから
海岸線に別れを告げて
中辺路と呼ばれる
山沿いの道になります。






田辺市内に入り、
会津川沿いに歩いて
いきます。

JRを越えて左手には
高山寺の山門。










この日は風も穏やかで
川も静かに流れて
いました。

上流に向かって川の
左側を歩いていきます。










国道42号線のバイパスを
くぐり、秋津橋を渡って
川の右側に。

振り返ると白浜温泉の
案内板が。

のんびり温泉につかりたい
気持ちもありますが、
そうもいってられません。







奥に見える橋が先ほど
渡った会津橋。

中辺路最初の王子である
秋津王子はすぐそこ。











???
石碑が見当たりません。

今までも案内板だけで
碑のようなものがなにも
なかった王子もあったので、
あまり気にせず進んだ
のですが‥

帰ってから調べてみると
見落としていたことが
わかりました。





これは後日撮影したもの。
ちゃんと立派なものが
ありました。


須佐神社。

この後の道程も出発地点
まで車で行ったのですが、
行く途中、毎回この神社
の前を通りました。

最後は道も覚えてしまい、
ナビもいりませんでした。







秋津王子の手前辺りから暫くは
左会津川沿いを歩いて行きます。


会津川は河口近くは1本ですが、
秋津橋の手前で左会津川と右会津川の
2つに分かれます。
分かれるというより、左と右が合流して1本になる、
と書いたほうがわかりやすいですよね。

春爛漫。

万呂王子跡。

明治10年に須佐神社に
合祀され、今は跡のみ。

この辺りでスタートから
2時間半ぐらい。









左会津川と別れて、
山道に入っていきます。

熊野古道の文字と
南国風の樹木が
ミスマッチのような
気がするのですが‥








山道も久しぶり。















程なく三栖王子に
到着しました。

ここまでで約3時間。












三栖王子の前は
展望が開けており、
ご覧のようにきれいな
景色が広がります。

景色を眺めながら
ちょっと小休止。










三栖王子から下り坂を
歩いてくると舗装道に
当たります。

地図には「道が荒れている
ため新岡坂トンネル抜ける
ルートを進むのが良い」と
書いてあります。

舗装道を左に行けば
トンネルルート。
その奥に見える道標が
本来のルート。

もちろん本来ルートへ。

道は荒れているどころか
舗装された道。

調子よく10分ほど
歩いていくと、なんと
行き止まり。
道を間違えてしまいました。

舗装されている時点で
気が付けばよかった
のですが‥






本来左の道を行くところを
右側へ行ってしまいました。

原因はショートカット。
先ほどの三栖王子から
下って舗装道にあたった
ところで、右側にショート
カットしたため、道標を1つ
飛ばしてしまいました。
道標には矢印で斜め上が
書いてあったのに‥
15分ほどタイムロス。
まあ、間違えた道が早めに
行き止まりになって
助かりました。

本来の道に戻りました。
もちろん未舗装。(笑
でも、全然道は荒れてなく
歩きやすかったです。

道標もきちんとあり、
迷うことはありません。
ショートカットなど
いらないことさえ
しなければ。





南方熊楠山中裸象撮影場所から見た景色。
裸像というと凄そうですが、南方熊楠という方が明治43年に上半身裸で記念撮影をしたところ。

南方熊楠は、和歌山生まれの菌類学者であり民族学者。幼い時から驚くべき記憶力の持ち主で歩く
百科事典と称され、19才で渡米。粘菌の魅力にとりつかれその研究に没頭。その後渡英し
抜群の語学カと博識で大英博物館の東洋関係文物の整理を依頼される。一方、科学雑誌「ネイチャー」に
数多くの論文を発表。33才で帰国後、田辺に居を構えると精力的に粘菌の研究に打ち込み、
その採集のため熊野の山に分け入り数々の新種を発見。 また自然保護運動にも全力を注いだ。

〜南方熊楠記念館HPより抜粋〜





新岡坂トンネルの
反対側まで来ました。

一旦この県道を越えて
少し旧道を歩いた後、
再び県道に戻って
八上王子へ。








折れ曲がり、錆びて
しまっている道標。

近づいてじっくり見れば
まだ判別できますが、
数年後には使い物に
ならなくなっている
ように思います。









八上王子跡。

ここで3時間半ほど。













田中神社の横を過ぎ、
稲葉根王子を目指します。

歩くのには絶好の
天気でした。













ようやく紀伊路に別れをつげ中辺路に突入。この日の予定は滝尻まで。まだまだ続きます。
稲葉根王子へ向かうルートは「王子谷越え」、「稲葉根トンネル」、「旧311号線」の3つのルートがあります。
地図には王子谷越えは「道が荒れているので充分注意する」と書いてありました。先ほどの三栖王子からの道では
「トンネルを抜けるルートを進むのがよい」とあり、今度は「注意する」。ニュアンス的には三栖王子より
次の王子谷越えのほうが酷くないと読んだのですが‥ 続きは次のページで。




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