西国街道(旧山陽道) その15
新岩国〜徳山(中編)






妙見道の道標。妙見のふもと
まで二十一丁と記述が
ありました。









この先ショッピングセンター
やホームセンターの間を
歩いていきます。














東川を越え、少し行くと
右手に椙杜八幡宮。














高森の信号の先、左手には
高森本陣跡。

このあたりから心配していた
雨がポツポツ落ちて
きました。











本陣跡の先には宇野千代の
文学碑。

立ち寄ってみようかとも
思ったのですが、雨が降って
きたので、先を急ぐことに。











道なりに歩いていくと
やがて島田川にあたります。















島田川にあたってすぐ
右側には高森天満宮。

ここは雨が降ろうとも
ゆっくり参拝。










島田川の堤防沿いを歩きます。

この辺りで雨が本降りに
なってきました。
レインポンチョが一番楽なの
ですが、カメラが防水でなく、
写真を取ることが難しい。
仕方なくレインウエア+折り
たたみ傘を装備して
歩きます。



川沿いの堤防は米川橋の
ところでなくなります。













そのあとは県道144号線を
歩いていきます。

天気予報では「微雨」だった
のですが、結構降ってます。











国道も右手には孝行塚。















県道はJR岩徳線と島田川の
間を走っています。

線路にはご覧の通り、
柵もなにもなし。
線路内立ち入り禁止の
看板がありました。

反対側にも同じ看板があり、
その奥には1軒の民家。
配達の人とかが通って
しまうのでしょうかね?




あいかわらず、
なにもありませんね‥














蛍橋のバス停のところから
左手の側道に入ります。

この辺りには一里塚があった
そうなのですが、案内板
などは見つけられません
でした。








側道にはいるとこんな感じ。















ただ、5分程で再び県道に
合流します。














やがて右手には天王社。

本殿などはありません
でした。












その先、この交差点は
右斜め前方の細い道へ。

その道に入ってすぐ、
左手に県道142号線の
表示があれば正解。









右手には観音石仏。








この石仏の前は二股に
なっているので右側へ。
本来の古道は左から行く
ようですが、通行不可らしい
ので新道を行くことに。








竹林の道を歩いていきます。















なにもない道をひたすら登り、
中山峠を目指していきます。














御駕籠建場の跡。

藩政時代、藩主や西国の
諸大名が参勤や国内巡視
などで往来の際、駕籠を
止めて休息された場所だ
とのこと。







さらに進んでいくと、
玖珂郡と熊毛郡を
分ける境界碑。
ここが中山峠のようです。

ここから先は周南市に入り、
下り坂。







まさか‥
今の時期は大丈夫よね??

ちなみに歩いたのは
3月の上旬。











左手にゴルフ練習場が
見えてみました。

この手前から車の甲高い
音がよく聞こえてきます。

どうもサーキットがある
ようです。









踏切で岩徳線を越えます。















しばらくは左手に岩徳線を
見ながら歩いていきます。

この辺りでスタートから
4時間半ほど。
雨が止む気配がありません。










新町の集落に入りました。















道なりに歩いていると、
今市宿の手前には正覚寺。













右手には道標。

北 米川、川越桑根村 約四丁上り西八代中須村道
と書かれています。

長い。(笑










その後、道はJR岩徳線を
またぐようになります。
この交差点は一番左側の
道を行きます。












そろそろお昼前。

食糧を調達できるところは
ないかと探していると、
JAの直売所があり、
テントでの出店もありました。
オニギリかパンなんかないか
と思い、寄ってみると手作り
パンがあったので2個購入。

こちらが関西弁だったので、
「どっから来たの?」という
話になり、京から西国街道を
歩いている、というと
ビックリされてました。


お店のオカアサンが
紅白のテントを指差し、
「あそこで温まっておいで」と
いうのので、紅白のテントに
いってみると、なんと
しし鍋の無料試食が。









小さ目の丼ぐらいはある器で
いただきました。

野菜もタップリ入っていて、
体の芯から温まります。
ずっと雨で体が少し冷えて
いたのでこれは有難かった。
ごちそうさまでした。

元気になったところで、
再び雨の中を出発。





JAの先、この交差点は
直進します。















呼坂本陣跡。

ここは代々庄屋を勤めていた
河内家が本陣を引き受けて
いたそうです。










吉田松陰・寺嶋忠三郎
訣別地の碑。

江戸に送られることになった
吉田松陰と弟子の寺嶋
忠三郎が無言の別れを
告げた所。










その先の四つ角は直進。














古市坂に入ります。

道なりに歩いていくと、
地蔵堂のあるT字路に
突き当たるのでそこを右。










写真のところで国道2号線と
合流しますが、すぐ手前の
旧道に入ります。












側道に入りました。
ここをしばらく歩き、
上を通る道をガードで
くぐり、しばらく行くと
右手に踏切が見えます。








あらら‥

約1時間に1本しかない
列車に捕まってしまいました。
この踏切を渡ってすぐ左へ。








やがて国道2号線に合流。

少し国道沿いを歩きます。














勝間の歩道橋の
左にある側道へ。

その後、左手に勝間の駅を
見ながら歩いていきます。









ここは右手へ。
















再び国道2号線に合流。

国道では渡れるタイミングで
右側へ移動したほうが
次の側道に入るのに便利。











遠見の交差点をすぎた所、
ここから右手の側道へ
入ります。













雰囲気のある道を
歩いていくと‥













やがて未舗装道に。

ここも怯まずにまっすぐ。














竹藪になりますがなんとか
歩くことができます。

そのまま進んでいくと
竹藪は左にカーブし、
2号線に合流します。









竹藪から2号線に
合流した地点。
ここからは再び2号線を
歩いていきます。










2号線を歩いていき、
山陽自動車道をくぐります。














ダラダラした登り坂をいき、
山陽自動車道をくぐり登り
きった少し先には熊毛郡と
都濃郡の境界碑。

ここから左斜めの側道へ。








峠市の集落に入ります。















広い道に出ますが、そのまま
横切ります。

広い道を縫うように
歩いていきます。












ここも右手の側道へ。















県道140号線にあたります。

ここは直進し正面の下り坂へ。














すぐに県道140号と合流。















岩徳線のガードをくぐり、
道なりに歩いていきます。















切山の交差点の先で
左に入る側道へ。













久保市の集落に入ります。
川の向こうには由加社。














この二股は右手の
登り坂の方向へ。












西蓮寺をすぎ、少しいくと
左手には妙見宮の石燈籠。















雨がなかなか止んでくれません。基本的には晴れ男なのですが‥
天気予報では微雨だったので、降っても霧雨程度かな?と思ってきたのですが、
残念ながら微雨ではありませんでした。メッシュタイプのジョギングシューズを使っていますので、
靴の中はもうグチャグチャ。さて、どこまで頑張れるか。



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