朝7時15頃榛原駅に到着。 まず駅の南にある墨坂神社を 訪れて参拝。 神社の前に架かる朱塗りの 橋が目立つので、すぐ場所は わかりました。 |
宇陀川沿いの国道369 号線をしばらく歩きます。 この日は天気がイマイチで どんより曇っていました。 天気予報では雨ではなかった ので、それが当たることを 願って歩いてました。 |
国道沿いにあった 弘法大師の石清水。 自動販売機方式で 100円で何十リットルか 買うことができます。 朝は時間が早かったからか 誰もいませんでしたが、 帰りにバスで前を通ると 何台か車が止まってました。 |
国道脇にあった道標。 奈良県内で最古の道標 だそうです。 |
爪書き不動尊の先にある この道標からいったん国道を はずれるのですが、 道がみつからず断念して 国道を歩きました。 ここには公衆トイレも ありました。 |
高井の集落にあった道標。 木製の方が雰囲気はある のですが、しばらくすると どうしても傷んで 読めなくなってしまいます。 雰囲気で木製にするか、 実をとって金属にするか‥ 石製がいいのでしょうが、 製作費が一番高そうだし。 悩ましいところですね。 |
高井の集落の分岐点。 伊勢本街道は右手の 坂を上っていきます。 左側に行くと仏隆寺。 |
伊勢本街道保存会の道標。 ポイントごとにあり、 今回もお世話になりました。 |
暫く舗装された道を歩き、 写真の階段を下りると 高井の千本杉はすぐ。 |
高井の千本杉は樹齢5〜600年で樹高約30m。 奈良県の天然記念物にしていされています。 もとは古い井戸の周りに植えられた数本の杉が 成長するにつれて株元が癒着したもの。 地上1m位から16本の枝幹が数えられます。 根元には小さな祠があり、この日も地元の方が 掃除をされていました。 |
千本杉の少し先にある道標。 「右 いせ」のとおり、 この道標を右で間違いない のですが、その先のT字路で 道を間違ってしまいました。 右が正解のところを左に 行ってしまい30分のロス。 |
その後、赤埴や諸木野の 集落を経ていきます。 山道、集落、山道、集落の 繰り返し。 |
諸木野の関所跡。 ここ以外にも関所は 数多くあり、都度関税を とられたため、当時の 旅人たちを悩ませた ようです。 この関所は興福寺によって 設けられ、関所の代官は 興福寺の僧侶が務めていた とのこと。 |
諸木野の集落を抜け、 石割峠を目指します。 最初はこんな感じの道で 歩きやすかったのですが‥ |
峠が近くなると こんな感じの山道に。 人がやっと一人通れるぐらいの 道幅で、足元も「石割峠」の 名前の通り、石がゴロゴロ 転がっていて歩きにくい。 ぼんやり歩いていると、 足を挫きそうです。 |
ようやく石割峠を越え、 こんどは下り坂。 下りも足元には石が多く、 より慎重にならざるを えませんでした。 峠から10分ほど歩くと、 道標があり、そこを右手に 下りていきます。 石割峠の標高は695m あり、それを一気に登り 下りするので、勾配は 結構急でした。 ちなみに伊勢本街道で 石割峠が最高地点。 |
上田口の集落に出てきました。 ここからはしばらく舗装 された道を歩きます。 |
山林作業中でも、通勤でも 通学でもなく、単に歩いて いるだけの私ですが‥ 発砲だけは勘弁。 |
黒岩の集落を抜けたあと、 今度は山粕峠を目指します。 こんな感じの道が続き、 石割峠を比べると なんと歩きやすいことか。 |
山粕峠に到着。 ここも標高は650mほど あります。 ここからは一気に下って 山粕を目指します。 |
山粕の集落の手前にあった 問屋屋敷跡の石碑。 ここ山粕は大坂から2日目の 宿泊地となったところで、 その昔は大変な賑わいだった そうです。 |
山粕の集落に到着。 近鉄の榛原駅を出発して ここまで約4時間でした。 |
集落の中にはいくつか バス停があったのですが、 郵便局の前にあった このバス停から乗車。 |
到着して5分ほどで バスが来ました。 土日の場合、榛原へ向かう バスは1日4本。 タイミングが悪いと 3時間も待つことに なってしまいます。 山粕峠の辺りで、バスに 間に合うか微妙なタイミング だったので、かなり焦り ましたが、なんとか 間に合いました。 間に合ってよかった‥ |